この記事では、1月の誕生石“ガーネット”の魅力や石の意味、歴史の一部をご紹介します。
鉱物学上のガーネット
天然石の中でも「ガーネット」はとても有名で、あまり天然石を知らない人でも、聞いたことがある名前の1つなのではないでしょうか。
しかし、「ガーネット」は、鉱物名ではなく「グループ名」。
ガーネットグループは、
主に赤色の「アルマンディン」や「パイロープ」「スペサルティン」と、
主に緑系の「ウバロバイト」「アンドラダイト」「グロッシュラー」に分かれます。
濃い赤、を思い浮かべることが多いガーネットですが、緑色の物もある、というのは驚きですよね。
ガーネットは、鉱物学上の区別以外にも、赤紫色の「ロードライトガーネット」や、太陽光と白熱光、それぞれで色が変化する、「カラーチェンジガーネット」など様々な名前で区別されています。
ガーネットの歴史
ガーネットは、古来から「神聖な石」とされ、時代や場所を超え、様々な言い伝えがあります。
ヘレニズム時代
中央アジアまで遠征したアレキサンダー大王が、インド産のガーネットを自国に持ち帰ったと言われています。
古代エジプト特別な彫刻を施したガーネットを、強力な守護関として崇め、ユダヤ教の司祭は、「真理を得る石」のしるしとして身に着けたといわれています。
中世ヨーロッパ
ガーネットの赤色が、「一族の血の結束」を表すとし、王家の紋章として尊いものとされました。
また、イギリスのビクトリア女王が、ドーム状に磨いたパイロープガーネットを愛用したのがきっかけで、ヨーロッパで大流行。
その模造品を作る為に発達したのが、「ボヘミアングラス」のカット技術と言われています。
ガーネットの石の意味
「実り」の象徴
目標に向かって積み上げてきた努力を実らせ、成功へ導いてくれると言われています。目標に向かって頑張る時、前向きに頑張るあなたをサポートしてくれる石ともされています。
一途な愛
古い伝承で、大切な人との別れの際、「再会」を誓い、ガーネットを贈りあったり、友情のしるしとされたりなど、大切な人との信頼を深める「絆」のしるしとされてきたガーネット。また、その深い赤から「情熱の石」ともされ、大切な人との愛情を深めてくれると信じられています。
結婚18周年の記念石
「これからも変わらぬ愛情であなたに尽くします」という意味を込めて、結婚18周年の記念石として贈られることも。
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目標に向かって頑張る方へ。結婚18周年の贈り物に。
ギフトとして、自分へのご褒美に、選んでみてはいかがでしょうか。
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〖&S.〗Petit~Cross~
〖&S.〗American~Triangle(Garnet)~
No.023 Title: ウルル/エアーズロック (Australia)